11月14日(土),晴天の下,理数科学科1年生の地学フィールドワークを行いました。
近畿大学の吉川武憲先生を講師としてお迎えし,午前中は鳴門の網干海岸にて地層観察を行いました。
地層の基本を確認した上で網干海岸の地層の特徴であるタービダイトのできた当時のことを想像したり,巨大な牡蠣などの生物の痕跡から当時の状況を想像したりすることができました。
午後は香川県さぬき市の雨滝自然科学館にて,森館長の指導でサヌカイトで石鈴製作に挑戦したり,吉川先生の指導で雨滝湖成層の形成過程について学んだりしました。
地層に残された痕跡から過去に起こったダイナミックな変動をイメージする活動によって,教科書に書かれた内容も生き生きと鮮やかなものとして立ち上がってきました。
新型コロナウイルスの影響を避けるためバス2台に分散しての活動でしたが,丸1日大変内容の濃い活動に満足して帰ってきました。