学校生活

P-time講演会

2022(令和4)年4月27日(水)7限「総合的な探究の時間(P-time)」に1・2年対象のSDGs講演会を開催しました。講師はJICA海外協力隊経験者の森陽子さん,演題は「青年海外協力隊で学んだこと~今できることを考えてみよう~」。本校探究学習のテーマである「SDGs(持続可能な開発目標)」について,青年海外協力隊でのご経験をもとにお話しいただき,国内外での課題解決の方法について理解を深めることができました。 今年一年間取り組む課題研究の柱である「徳島から考える・城北高校からできる」ことにつなげ,一人一人の行動や高校生の取組が世界を変える一歩になることを知る機会となりました。

<生徒の感想>
・JICA青年海外協力隊は,発展途上国に行って様々な活動をしていることを知った。改めて,日本での当たり前は世界では当たり前ではないということを感じた。自分には何ができるのか考えていきたい(1年女子)。
・世界にはまだまだ不便な生活を強いられている人々がたくさんいて,その人たちのためにユニセフなどの団体に募金したりして直接助けられなくても間接的に身近なことを通して困っている人々を助けていけたらなぁと思いました。SDGsも身近なことで節電,節水などをして持続可能な社会を目指していきたいと思いました(1年男子)。
・私の感覚では,どちらかというと貧しい=不幸という感覚でしたが,必ずしもそうではないという事実に驚きました。ですが,児童労働の話を聞くと,やはり貧しすぎること=不幸だと思いました。途上国でもまだ裕福な家庭の子供は働かなくて良かったり,学校に通えたりと差が生じているため,ある程度の生活水準は上げる必要があると感じた。また,自分たちにできることは少ないが,寄付やフェアトレード商品を買うこと,食品ロスを減らすなど意識して行っていきたいと思いました(2年男子)。
・森さんがガーナで学んだことの中で「やってみたいことはとりあえずチャレンジする」というのを聞いて,私の胸にグサッと刺さったのでやってみたいと思いました。自分にできることを少しずつしていきたいと思いました(2年女子)。