お知らせ

P-time 千松小学校での出前授業!

3月15日(金)に本校2年生が千松小学校での出前授業を行いました。

このグループは避難所の問題点について考えている過程で、「城北高校に避難してくるであろう千松小学校の子供たちに、避難所で役立つ防災グッズを紹介することで、より快適に避難所で暮らすことができるのではないか?」と考え、出前授業を行うことにしました。

教員志望者が中心のサポートメンバーも含め、事前に何度も模擬授業を実施しました。前回佐古小学校で授業をしたメンバーも多く、前日まで授業の改善をしました。

迎えた当日、授業の前にはアイスブレイクを行っていたクラスも!

子供たちと高校生の楽しそうな声が廊下にも響きわたっていました!

最初はとても緊張していましたが・・・

身近にあるもので防災グッズを作っていくうちに緊張がほぐれ、小学生も高校生も積極的に交流をしていました!

振り返りの時間には各班から「身近にあるもので工夫すれば、色んなものが作れるんだな」という声が聞かれ、なんとなく「怖い」というイメージのある防災が「楽しいかも」に変わった様子が見られました!

授業の終わりのあいさつで、大きな声で「ありがとうございました」と言われ、高校生ははにかんでいました。

小学生からの渾身のお礼が心に沁みたのでしょう。

帰ってきてから、生徒たちは自主的に振り返りをしていました。

最も多かった意見は「楽しかった」でした。「つかみが上手にできた」「子供たちと対話しながら授業を進められた」等、教育実習生さながらの感想が出てきたことには驚きました。

また生徒にとっては、大人の、社会の事情を初めて体験した時間にもなりました。裏話を聞いた後「悔しい」という声が上がったのが、一番成長につながると思います。

教員になりたい生徒もそうでない生徒も、悔しい思いは今後の人生で解決していってくれることを願います。

最後になりましたが、協力してくださった千松小学校の先生方、そして何より授業を真剣に受けてくださった5年生のみなさん、ありがとうございました!