お知らせ
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城北高校の単位制
城北高校は平成16年度から単位制を導入しました。

 

このページでは、Q&Aのスタイルなども用いて、城北高校の普通科進学重視型単位制の説明をします。
「 「advanceモード」  」のページものぞいてみてください。 

単位制高校=学年による教育課程の区分を設けない課程を採用している高校


 平成16年度から、富岡西高校、板野高校にも導入されました。城北の交流校である岡山芳泉高校も単位制高校です。通常は学年制と単位制を併用しています。ちなみに、進級できないことがおきるのは、科目の単位認定を学年単位で行っていて、下の学年や上の学年の科目はとれないためです。単位制は、この点非常に柔軟で希望進路を変更しても科目選択の変更でやっていけます。 (文系志望から理系志望に変わると苦しい場合はあります)
 高校には1993年から導入された制度で、定時制などで取り入れられましたが、最近は総合学科、そして全日制普通科でも取り入れられるようになってきています。高校教育改革の流れの中で、少人数教育を目指す学校で取り入れる傾向が強まっています。 


進学重視型とは

 

進学しない人にメリットがないということではありません。単位制は非常にたくさんの講座を開きますが、
   
城北生が受ける大学などの試験に対して必要な科目と単位数がきちんと入っているか
   ある程度の科目のまとまりの中から選択するが、科目の組み合わせは適切か

という点に十分注意を払っていることからのネーミングです。
城北高校のシンボルは北極星=ポラリスです。
ポラリスワールドに誕生した子供たち、それがポ~ラちゃんとポ~ルくんなのです。

教育課程のさまざまな型

 

 高校で勉強していく教科・科目とその配列を教育課程と言います。
その配列の型はおおむね次のように分類されます。 
学科制  職業学科に多く、機械科とか情報処理科などがそうです。専門の学科ですから、1年生から卒業まで同じ学科に所属します。普通科系では、理数科や芸術科など。3年間、決められた一定の科目を履修します。学科制に「類」を設ける場合があります。例えば、1年生の時は「ビシネス情報類」に属して、2年生から「ビジネス科」または「情報科」に所属するのです。 
コース制  学科に近く、職業学科ではそれぞれのコースで学ぶ科目はかなり異なります。最近は1年生から特定のコースに所属する形もでています。英数コースとか応用コースがありますが、教育課程が同じ場合は正式なコースではなく、習熟度クラス編成のことで、成績によっては入れないことがあります。 
類型制  これまでの普通科の定番型で、1年生あるいは1・2年生は共通で、その後文系か理系などに分かれるのです。最近は、分かれた後を文系などと言わずに、○○コースと名づけている場合があります。 
総合選択制  科やコースの枠を越えて選択できる科目群を設けています。わかりやすい例でいうと、機械科に属しながら応用化学科の科目や普通科目を一定の科目数は選択できる、という制度です。通常、科やコースの変更は難しいのですが、所属を変わらずにしたい勉強ができるのが特徴です。
単 位 制  科やコースのように、クラス単位で決められた教科・科目を学ぶのではなく、自分が必要な科目を選択する制度です。選択の自由度では、学科制やコース制の対極にある方式と言えます。

城北高校の場合
      全日制普通科は変わらず、今までの文系・理系といったタイプで分かれる「 類型制 」から、
      個人の必要に応じて柔軟に組み立てられる「 単位制 」に移行しました。
        (中等教育学校ではないので、連携・併設の中学校はありません。)

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