スーパーオンリーワンハイスクール情報
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画⑧(最終回)
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第8回、これで最後となります。
今回も練習風景の紹介です。太夫・三味線は鶴澤友丸師匠、人形はOKEIさんを中心にご指導いただいています。他にも、青年座やポラリス座の先輩方、ご都合が合えばプロの人形遣い勘緑さんにご指導いただくこともあります。
民芸部の活動はこのような先輩方や人形師の甘利洋一郎さん、阿波十郎兵衛屋敷のみなさんなど、多くの方々に支えられて成り立っています。今後も、人形浄瑠璃の魅力を発信すべく、新しい動画を制作していく予定ですので、よろしくお願いします。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画⑦
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第7回です。
今回は練習風景の紹介です。三業ともに卒業生の師匠にご指導いただきながら、ときには厳しく、ときには和気あいあいと練習しています。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画⑥
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第6回です。
今回は、上演中に人形遣いがどこを見ているかの紹介です。実は、今回の動画制作にあたり最初に構想したものがこれです。カメラの装着等の関係で本来見ていないといけないところから外れている部分もありますが、温かい目で雰囲気を楽しんでいただければと思います。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画⑤
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第5回です。
今回は、人形の構造や持ち方・動かし方の紹介です。あまり目にすることのない衣装を着ていない人形の構造や首の持ち方などをご覧ください。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画④
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第4回です。
今回は、人形の種類と特徴です。ここでは、首(かしら)の仕掛けを中心に紹介しています。他にも、目が左右に動いたり、鼻が動いたりする首や、開いたり握ったりできる手など、多種多様な仕掛けがあります。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画③
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第3回です。
今回は「三業」と呼ばれる、太夫・三味線・人形遣いの紹介です。
こちらの紹介ナレーションは、Webサイト「関西人形浄瑠璃 人形浄瑠璃街道」より許可を得て引用させていただいています。ありがとうございました。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画②
民芸部が制作した人形浄瑠璃紹介動画の第2回です。
今回は、城北高校民芸部で上演することの多い3つの演目、「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」「艶容女舞衣 酒屋の段(さわり)」「寿二人三番叟」の紹介です。「酒屋」については、2021年10月に開催されたジュニア浄瑠璃フェスティバルの様子も収録されています。
民芸部制作 人形浄瑠璃紹介動画①
これから8回に分けて、民芸部がスーパーオンリーワンハイスクール事業で制作した動画を公開していきます。
まずは、人形浄瑠璃の歴史についてです。説明文については、阿波十郎兵衛屋敷の佐藤館長さんのご厚意により、Webサイト「阿波人形浄瑠璃の歴史・歴史の段」から引用させていただきました。ありがとうございました。
スーパーオンリーワンハイスクールに認定されました
民芸部を中心とする人形浄瑠璃の継承活動と国内外への発信を目指す取組が認められ、令和3年度スーパーオンリーワンハイスクール事業実施校に認定されました。
6月7日に認定証授与式が行われ、活動内容のプレゼンテーションの後、知事から認定証を授与されました。
これから1年間をかけて、人形の構造や人形遣いの視点から見た上演の様子などを紹介する動画の作成や、SNSの有効活用によって、広く国内外に人形浄瑠璃の魅力を発信していく予定です。
進捗状況等についても、随時ホームページに掲載していく予定です。
民芸部
フードパントリーに参加しました
1月27日(土)、人形会館を会場にフードパントリー(「徳島こども食堂ナビ」管理運営委員会主催)が開催され、民芸部も運営ボランティアで参加しました。また、人形会館が会場になるというせっかくの機会なので、配布前半と後半の間に「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を上演、運営スタッフのみなさんや利用者の方々に鑑賞していただき、いい経験になりました。ありがとうございました。
2023年公演終了
昨日の「新鮮ほっこりポッポ市」公演で今年予定されていた公演はすべて終了しました。
久しぶりにたくさんの方々とつながることができた1年でした。
年明けには「新鮮ほっこりポッポ市」で三番叟、春には徳島ヴォルティスさんに2度もお声かけいただき、2度目の公演では県警交通部のみなさんとオリジナル演目「警声町巡査」を再演することができました。
秋には「U-18阿波おどり・人形浄瑠璃フェスティバル」(これまでの「ジュニア浄瑠璃フェスティバル」がリニューアル)、「鴨島発信!あわ文化いろどり祭」(ポッポ市からのご縁)や「きたじまるしぇ」(振興会森会長からのご紹介)、愛媛県西条市での公演(あわ工芸座さんからのお誘い)といった初めての経験をたくさんいただきました。
このようにいろいろお声かけいただけることはとてもうれしいことです。
また、来年度も全総文岐阜大会への参加をはじめ、充実した1年になりそうです。よろしくお願いします。
今年いただいたご縁がこれからも続いていきますように。
【お知らせ】
来年1月27日、人形会館を会場に「フードパントリー」が開催されます。(主催:徳島こども食堂ナビ)
民芸部もボランティアで参加+「阿波鳴」を上演予定です。
*予約制です。詳細は徳島こども食堂ナビWebサイト(https://tks-navi.com/)から。
2023城北祭ありがとうございました
9月10日(日)、城北祭公演を行いました。心配された天気もなんとかもち、1本だけでしたが幟も立てることができました。
実は数日前に部員のCOVID-19感染が判明し、一事は公演実施が危ぶまれましたが、その話を聴いた3年生やポラリス座の卒業生が急遽参加してくれることになり、なんとか三業揃っての上演を行うことができました。
まずは[寿二人三番叟]。昨年の城北祭より大幅に「尺」を延ばし、新しい演出を一つ取り入れるとともに、しばらく実施していなかった「一体が疲れてサボり、それをもう一体が説得して…」という演出を復活させました。ここでは急遽3年生が1名代打で入ってくれました。引退後に取り入れた演出もしっかりこなしてくれました。
管理人は袖から観ていたのですが、サボる演出で笑い声が。あとで聞いたところによると、観に来てくださっていた鶴澤友輔師匠が最初に笑ってくださり、それにつられて笑いが起こったとのこと。ありがとうございました。
幕間は「道具返し」の三味線演奏。徳島では農村舞台でよく演じられる「襖からくり」の伴奏として演奏されることの多い曲です。
この間、舞台では背景の松竹の幕を急いで外しています。
そして最後はおなじみ「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」。ここではおつるの主遣いにポラリス座の卒業生が参加してくれました。三番叟の3年生もそうですが、限られた回数の練習だったにも関わらず素晴らしい舞台を務めてくれました。
人形浄瑠璃はたくさんの人たちが関わって成立します。たまたま人形会館に来ていた3年生や卒業生が代打で出演してくれなければ今回の城北祭での公演はできませんでした。それ以前に、普段指導してくださっている鶴澤友丸師匠やみらい塾のOKEIさんと花菱さん、夏休みの伝承教室で熱心にご指導くださった竹本友和嘉師匠と鶴澤友輔師匠、みらい塾のみなさんのおかげで4月からの短期間でここまで来られています。ほかにも甘利洋一郎先生など数え上げたらきりがありません。
そして、城北祭公演にご来場くださったみなさん。本当にありがとうございました。
次回公演は23日、北島町役場駐車場で開催される「きたじまるしぇ」公演です。次回もおつるの主遣いで参加してくれたポラリス座の卒業生が三番叟白顔の主遣いで参加してくれます。次回もよろしくお願いします。
Willkommen!
9月5日(火)、本校を訪問中のリーゼ・マイトナー・ギムナジウムの生徒さんが人形会館を訪問してくれました。
まずは「寿二人三番叟」を観てもらいました。能の「翁」が元になっていること、天岩戸のこととかを通訳してもらいましたが、あとで五穀豊穣・悪霊退散のことを言うのを忘れていたことに気づいた管理人でした。緊張は敵…
今回民芸部としては久しぶりに取り入れた「途中で一体が疲れてサボり、それをもう一体が説得して…」という演出が通じていたら幸いです。
その後は、短い時間でしたが人形遣いや三味線の演奏を体験してもらいました。楽しんでもらえていたようでよかったです。
これからも末永く交流が続きますように。
Ich hoffe, dass wir noch viele Jahre lang miteinander kommunizieren werden.
県内3校+淡路三原高校郷土部合同研修会
8月21日(月)、4年ぶりに対面開催で県内3校(小松島西高校勝浦校民芸部・那賀高校人形浄瑠璃部「柚子座」・城北高校民芸部)と兵庫県立淡路三原高等学校の合同研修会が実施されました。
阿波十郎兵衛屋敷を会場に、ふれあい座さんの「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を鑑賞した後、十郎兵衛屋敷の佐藤館長さんのお話を聴き、箱まわしや人形浄瑠璃と徳島の文化・社会の関係について深く知ることができました。
その後、各校から学校・部活動ならびに10月のU-18阿波おどり・人形浄瑠璃フェスティバルで上演する演目についての紹介がありました。
なんと今年は3団体が同じ演目を披露することになりました。とはいえ、それぞれ演じる部分も演出も少しずつ違いがありますので、お楽しみいただけるのではないかと思います。もちろん、お楽しみいただけるよう、演者側も楽しく演じられるよう、しっかり精進していきます。
(下3枚の画像はTwitterより転載)
内子座文楽へ行ってきました
8月19日(土)、愛媛県の内子座で行われた「内子座文楽」へ2年生全員と1年生2名で行ってきました。
演目は民芸部の定番「二人三番叟」と小松島西高校勝浦校民芸部さんの定番「壺坂観音霊験記 沢市内より山の段」。
よく見るとあちらこちらにテレビなどで見た顔が…
すべてにおいて素晴らしかったのですが、管理人的には特に「山の段」で出演されていた鶴澤清介さんの力強い中に緩急織り交ぜた三味線に圧倒され聴き入るうち、あっという間に2時間の公演は終了してしまいました。文楽は「観に行く」ではなく「聴きに行く」と言われていたそうですが、その意味を再確認できた一日でした。
本格的な芝居小屋で、さらに至近距離で味わう文楽は格別でした。
来月からは文化祭を皮切りに公演が続きます。少しでも皆さんに喜んでいただけるよう、丹田に力を込めて精進したいと思います。
今回の研修にご協力くださった内子町の皆さん、素晴らしい舞台を務めてくださった文楽座の皆さん、ありがとうございました。
内子座ホームページ
https://www.town.uchiko.ehime.jp/site/uchikoza/
内子座Facebook
https://ja-jp.facebook.com/uchikoza/
伝承教室発表会
8月9日(水)、阿波人形じょうるり伝承教室の発表会が行われました。
民芸部は三番叟、三味線演奏、川内中学校民芸部の傾城阿波の鳴門順礼歌の段での太夫など多数出演しました。
8日間と短い期間でしたが、密度の濃い練習になりました。ここで学んだことをこれからの公演に生かしたいきたいと思います。
竹本友和嘉師匠、鶴澤友輔師匠、みらい塾のみなさん、川内中学校民芸部の顧問の先生方、運営にあたっていただいた県みらい創世文化部文化資源活用課のみなさん、そして一緒に学んだ受講生のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
画像はTwitter(あえて「X」とは呼ばない)より転載。
演目ブラッシュアップ中
民芸部です。ただいま期末テストのため練習は休み中です。
少し早いですが秋に向けて。
秋は公演シーズンです。今年はありがたいことに9月の城北祭をはじめ,すでに5本の公演が予定されています。
(詳細は随時Twitterと当サイトでお知らせします)
これに向けて、以前よりTwitterでお知らせしていますが、現在「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」「寿二人三番叟」のブラッシュアップを進めています。
とくに「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」は「みらい塾」のお二人による熱心なご指導の賜物でかなりいいものになりそうです。動きも「みらい塾(青年座)」に近いものになる予定です。また、「寿二人三番叟」も尺を伸ばすとともに振り付けをいくつか追加し、青年座やポラリス座が演じているものに少し近づける予定です。
両方ともお披露目は城北祭の予定。
間に合うよう頑張ります!
(画像はTwitterより転載)
川内中学校・城北高校合同新入生歓迎会
民芸部です。
6月11日、川内中学校民芸部と合同で新入生歓迎会を行いました。
動画による各校紹介のあと、互いに演目を披露し合いました。両校新入生の初舞台、城北高校民芸部3年生の引退公演ということもあり、雨模様とあいにくの天候にも関わらず保護者の方も多数(中学校側5家族10名、高校側5家族7名)ご参加くださりました。ありがとうございました。
(城北生の上演風景はTwitterにアップしてあります)
演目
・三味線合同演奏「道具返し」
鶴澤友丸師匠・川内中学校民芸部・城北高校民芸部
・えびす舞Ver.歓迎会
川内中学校民芸部
・寿二人三番叟
城北高校民芸部
・傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
城北高校民芸部
鶴澤友丸師匠にご指導いただきました
民芸部です。
先週土曜、鶴澤友丸師匠にお越しいただいて、太夫・三味線を中心にご指導いただきました。
今年度はたくさん部員が入ってくれたので、師匠も喜んでくださっていました。
これから秋にかけて鶴澤友丸師匠やみらい塾・青年座・ポラリス座の先輩方を中心にご指導いただきながら技倆を高めていきます。三業の面白さや奥深さを楽しみながら、少しでも良い舞台を務められるよう、精進を重ねていきます。