部活動ブログ

2023年8月の記事一覧

射撃部 R5全国選手権 1年で1番熱い時!

今年もやってきました、広島県安芸太田町!

第61回全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会に出場してきました!

 

今年は女子ビームライフル団体・個人、女子エアライフル団体・個人、男子ビームライフル個人と、

本校からの代表選手が非常に多く、ピストルの全国大会も合わせると、11名もの選手が出場権を得られました!

昨年が2名の出場だったことを考えると、感慨深いものがあります。

 

 

 <大会1日目> 女子ビームライフル団体・個人

まずは初日、女子ビームライフルです。

本校は団体と個人両方に、佐々木結菜選手、阿部茉生選手、山田音緒選手の3名が出場しました。

ただでさえ緊張する舞台で序盤からマシントラブルなどが相次ぎ、なかなか本来の調子を発揮できません。

大きくは崩れないものの、波に乗りきれないまま、時間だけが過ぎていきます…

終わってみると、団体としては僅か2.5点差で2位という結果になりました!

力を出し切れず悔しい部分もありますが、点数を落としても全国大会でこの位置に付けられたということは、

選手のこれまでの頑張りの成果でもあるので、選手には誇りを持ってもらいたいと思います!

 

 

 

 

そして、個人戦では1名だけ、ファイナルに進むことができました。

全国の舞台では初めてのファイナル、尋常ではない緊張感の中、精一杯、集中力を高めて臨みました!

結果は4位!全国レベルの大会で上位者の中に割り込んで入賞できる力を身に付けたことは喜ばしい反面、

大きな舞台で発生する普段の感覚とのズレを修正しきれなかったことは大きな課題だと感じました。

この課題に対して、どれだけ真剣に向き合えるかが、今以上に飛躍できるか否かの鍵になってくることでしょう。

 

    大会新で優勝した県勢選手と記念撮影!

  電話でのインタビュー対応、悔しさが思い出されます。

 

<大会2日目> 男子ビームライフル団体・個人、女子ビームライフル表彰式

大会2日目は男子ビームライフル、本校からは美馬快成選手が出場しました!

全国選抜大会では僅差で入賞を逃したためリベンジに燃えており、序盤は高得点を連発します!

しかし、時間をかけすぎたことに焦ったのか、後半では集中力を欠き、点数が思うように上がりませんでした。

普段通りであれば問題なく入賞できたと思いますが、それが簡単にできないところに大会の怖さがあります。

いつでも本来の実力を発揮するということの難しさを学んだ大会となりましたが、最後まで諦めず、頑張りました!

 

 

この日は前日の女子ビームライフルの表彰式もありました。

本校は個人戦と団体戦の両方で表彰されました。現在のチームとして、全国の舞台では初めていただく賞状です!

 

 

 

<大会4日目> 女子エアライフル団体・個人・表彰式

大会最終日、女子エアライフルの団体・個人それぞれの種目に山ノ井碧音選手、阿部帆乃花選手、西岡陽菜選手が出場しました!

大会期間は4日間あり、最終日に出場する選手はコンディションを維持し続けるだけでも大変です。

いよいよやってきた出番でどれだけ力を発揮できるのかが試されます。

極度の暑さと緊張の中での戦いとなりましたが、なかなか調子が上がらない者、普段通りに集中できた者と様々でした。

結果は団体4位!個人戦は残念ながら入賞は叶いませんでした。

ここまでの順位になること自体が難しいことであるため、十分に凄いことではあると思いますが、

事前の練習で優勝チームよりも高い点数を出していただけに、選手の顔には喜びよりも悔しさが滲んでいました。

 

 

 

 

最後に、女子エアライフルの表彰式が行われました。全体的に悔しさの残る大会となりましたが、

県や学校の代表であるという責任感や、周囲への感謝、周りのせいにせず自分にできることを考えるひたむきさなどを、

常に思いながら日々の練習に取り組んでいなければ、大きな成果を挙げることはできないということを学ぶことができた

非常に有意義な大会となりました。出場した選手には、今後の人生の糧として欲しいと思います!

 

 

【最終成績】

  女子ビームライフル団体 2位        佐々木結菜、阿部茉生、山田音緒

  女子ビームライフル個人 4位入賞       山田音緒

  男子ビームライフル個人 12位            美馬快成

  女子エアライフル団体  4位入賞       山ノ井碧音、阿部帆乃花、西岡陽菜

 

昨年度、全国の舞台で順位を争うなどとは考えられもしない中で始まった新体制。

決して順風満帆ではない中、少しずつメンバーの意識に変化が現れ、全国の舞台でも立派に戦い抜いたということは

賞賛に値すると考えています。よく頑張りました!!

 

(2023/7/28-7/31)