事業報告(民芸部活動ブログより)

2023年8月の記事一覧

県内3校+淡路三原高校郷土部合同研修会

8月21日(月)、4年ぶりに対面開催で県内3校(小松島西高校勝浦校民芸部・那賀高校人形浄瑠璃部「柚子座」・城北高校民芸部)と兵庫県立淡路三原高等学校の合同研修会が実施されました。

阿波十郎兵衛屋敷を会場に、ふれあい座さんの「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」を鑑賞した後、十郎兵衛屋敷の佐藤館長さんのお話を聴き、箱まわしや人形浄瑠璃と徳島の文化・社会の関係について深く知ることができました。

その後、各校から学校・部活動ならびに10月のU-18阿波おどり・人形浄瑠璃フェスティバルで上演する演目についての紹介がありました。
なんと今年は3団体が同じ演目を披露することになりました。とはいえ、それぞれ演じる部分も演出も少しずつ違いがありますので、お楽しみいただけるのではないかと思います。もちろん、お楽しみいただけるよう、演者側も楽しく演じられるよう、しっかり精進していきます。

(下3枚の画像はTwitterより転載)

内子座文楽へ行ってきました

8月19日(土)、愛媛県の内子座で行われた「内子座文楽」へ2年生全員と1年生2名で行ってきました。

演目は民芸部の定番「二人三番叟」と小松島西高校勝浦校民芸部さんの定番「壺坂観音霊験記 沢市内より山の段」。
よく見るとあちらこちらにテレビなどで見た顔が…
すべてにおいて素晴らしかったのですが、管理人的には特に「山の段」で出演されていた鶴澤清介さんの力強い中に緩急織り交ぜた三味線に圧倒され聴き入るうち、あっという間に2時間の公演は終了してしまいました。文楽は「観に行く」ではなく「聴きに行く」と言われていたそうですが、その意味を再確認できた一日でした。

本格的な芝居小屋で、さらに至近距離で味わう文楽は格別でした。
来月からは文化祭を皮切りに公演が続きます。少しでも皆さんに喜んでいただけるよう、丹田に力を込めて精進したいと思います。

今回の研修にご協力くださった内子町の皆さん、素晴らしい舞台を務めてくださった文楽座の皆さん、ありがとうございました。

内子座ホームページ
https://www.town.uchiko.ehime.jp/site/uchikoza/

内子座Facebook
https://ja-jp.facebook.com/uchikoza/

 

伝承教室発表会

8月9日(水)、阿波人形じょうるり伝承教室の発表会が行われました。

民芸部は三番叟、三味線演奏、川内中学校民芸部の傾城阿波の鳴門順礼歌の段での太夫など多数出演しました。
8日間と短い期間でしたが、密度の濃い練習になりました。ここで学んだことをこれからの公演に生かしたいきたいと思います。

竹本友和嘉師匠、鶴澤友輔師匠、みらい塾のみなさん、川内中学校民芸部の顧問の先生方、運営にあたっていただいた県みらい創世文化部文化資源活用課のみなさん、そして一緒に学んだ受講生のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 


画像はTwitter(あえて「X」とは呼ばない)より転載。