事業報告(理数科学科の活動報告)

理数科学科の活動報告

理数科学科1年 地学フィールドワーク

 11月21日(日)、理数科学科1年生がSP-timeの実習で地学のフィールドワークを行いました。
 午前は香川県さぬき市の雨滝自然科学館にて、森館長から貴重な讃岐の石「サヌカイト」についてのお話を聞き、サヌカイトを使った石鈴づくりを体験しました。また講師として同行していただいた近畿大学の吉川准教授のご指導のもと、自然科学館前の雨滝湖成層を観察しました。
 午後は鳴門市に移動し、吉川先生から網干海岸の地層の特徴について説明を受けたあと、岩場を降りて実際にダービダイトによってできた級化構造を観察しました。
 フィールドワークの大切さや雄大な自然に触れる楽しさを知ることができ、充実した実習となりました。吉川先生、森先生、熱心なご指導をいただきありがとうございました。



理数科学科3年 日本学生科学賞県審査 入賞

 理数科学科3年生では、2年次で一旦まとめた課題研究をさらに精査し論文に仕上げ、校外のコンクールへの出品を目指しています。
 11月4日(木)、第65回日本学生科学賞の県審査が行われ、以下の2点が入賞に選ばれました。

・祖谷イモが煮崩れしにくい理由
・粘菌を通じて徳島を見る

 ありがとうございました。

理数科学科2年 科学経験発表会 入選

 10月31日(日)、徳島県教育会館で第78回科学経験発表会が行われ、理数科学科からは「空気の流れを感じろ ~効率の良い換気をするために~」というテーマで課題研究を行っている2年生が参加しました。
 質疑応答では審査員の先生からいろいろとご指摘をいただき、今後研究を進めていくのにたいへん参考になりました。

 審査の結果、入選を受賞しました。ありがとうございました。

理数科学科2年 課題研究中間発表会

 10月22日(金)、理数科学科2年生の課題研究中間発表会を行いました。
 大学から各分野の先生にお越しいただき、これまで研究を進めてきた9班が現時点での成果をポスターセッション形式で発表しました。後半には理数科学科1年生も参加し、先輩の発表を聴きました。
 各班の質疑応答の時間には、指導・助言者の先生方から専門的なご指摘やアドバイスなどを丁寧にいただき、今後さらに研究を深めていくための大きな参考になりました。また全体講評ではプレゼンテーションを行う上での注意点など、1年生にとっても参考になるお話をいただきました。
 次週から早速実験を再開し、今回の発表でいただいた助言や自分で気付いたことを活かしていきます。


理数科学科1年 第5回大学出前講座

 9月28日(火)、理数科学科1年のSP-timeで第5回の大学出前講座を実施しました。
 理数科学科2年次で行う課題研究のテーマ設定は1年次の内に行います。それに向けて、鳴門教育大学の寺島幸生准教授に「よい課題研究はよいテーマ設定から」というテーマで講演をしていただきました。
 課題研究とは何か、テーマやタイトルの重要性、テーマ探しのコツなどをお話いただき、テーマを設定するための流れや考え方を具体的に知ることができました。また、日頃からアンテナを張り情報を整理することがどのように研究を豊かにするかについてのお話は、生徒たちの実感と刺激になったようです。

 次週からは課題研究の流れを実践的に身に付ける「ミニ課題研究」が始まります。ミニ課題研究のテーマはあらかじめ設定されていますが、今回の講座を参考に、そのテーマに向き合えるのではないでしょうか。