サイエンスイノベーションハイスクール事業


城北高校は、令和2年度の「サイエンスイノベーションハイスクール事業」の実施校として
昨年度に引き続き指定されました。

「サイエンスイノベーションハイスクール事業」とは、
先進的な理数系教育を通して将来国際的に活躍しうる人材の育成を目指し、
主体的に探究活動に取り組む機会を学校に設けることを目的として
県教育委員会が設立、指定を行っている事業です。

本校では、理数科学科の課題研究、フィールドワーク、校外研修といった探究活動や高大連携、
また普通科生徒も所属するサイエンス部や地学部の活動等において本事業を展開していきます。

 

事業報告(理数科学科の活動報告)

理数科学科の活動報告

データサイエンス出前講座について(理数科学科1年生)

6月18日(火)、理数科学科の1年生において、徳島大学情報センターの谷岡先生によるデータサイエンスの出前講座を展開していただきました。

 

  データサイエンス、生成AIのベースとなる統計・統計学の歴史からはじまり、統計データの値の扱い方、機械学習・人工知能の本質等について、豊富な事例・例題を紹介くださり、また数式を用い丁寧に説明いただきました。

 講座後の生徒感想には、人工知能の定義、ニューロンの働き、データサイエンス・人工知能の未来について、さらに学びを深めたいとするものなどがあり、生徒たちはデータサイエンスへの関心と理解を深めることができました。   

             

 今後も、理数科学科1年生はじめ本校では、DXハイスクール校として、データサイエンスへの学びを深めていきます。

理数科学科2年生 課題研究(SP-time)

2年生の課題研究では、物理、化学、生物、地学それぞれ2班ずつの計8班に分かれて、毎週金曜の6・7時間目に実験や研究に取り組んでいます。

2学期の中間発表会に向けて、粘り強く試行錯誤を繰り返しながら、協働して研究を進めていきます。

理数科学科 第一学年 出前授業 その②

6月4日(火)1年 理数探究基礎
第2回出前講座 「研究の楽しさ」 徳島大学教養教育院 教授 渡部稔先生

 渡部先生の器官の再生やがんに関するご研究についてわかりやすく教えてくださり、また、先生が生物学者を志したきっかけやこれまでの道のりについて話してくださいました。さらに私たちが2年生から取り組む課題研究についてもテーマの設定の仕方など詳しくお話しくださり、課題研究をするのが楽しみになりました。
研究者になるのは大変なんだなあと感じましたが、実験結果がでるときのわくわく感は特別のものなんだろうと思い。
 今回は理数科学科一期生の私たちの先輩も一緒に来てくださり、お話ししてくださってうれしかったです。また、渡部先生が実験に使われているイベリアトゲイモリやアフリカツメガエルも連れてきてくださり、少し怖かったけど触ってみました。個人的にはイモリの方がかわいかったです。
楽しく学べて充実した時間となりました。ありがとうございました。