ごあいさつ
2024年4月6日 14時37分校長 寺澤 昌子
みなさん、こんにちは。
徳島県立城北高校校長の寺澤と申します。令和6年4月に着任し、令和7年度は勤務2年目となります。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は,本県の生んだ偉大な政治家であり,財界人であった故岡田㔟一氏の多額の寄付により昭和十六年四月,徳島市内で二校目の旧制中学校「渭城中学校」として設立,開校され,その後,昭和三十一年四月に現在の校名「徳島県立城北高等学校」に改称しました。
昭和四十一年の創立二十五周年記念式典において校是「為せば成る」が設定され,以後,青春の情熱を燃やし,努力又努力で目標を達成する城北スピリットとして,代々受け継がれており現在に至っております。また平成三十年には,「普通科」に加え新たに「理数科学科」が設置されました。
本校の「スクール・ミッション」は,『地元大学・企業との連携のもとで行う「SDGsに関する探究活動」や,徳島ならではの「伝統文化の継承活動」、個に応じた多様な選択科目の学習などを通して,豊かな社会生活の実現に貢献し、将来の徳島をけん引する力を育成します』となっています。城北高校が進むべき方向、目指す姿が明確に示されており、本校での全ての教育活動は、スクール・ミッションの達成のために実施されます。
特に、この中で示された探究活動ですが、現在本校の教育活動の中で大きな特色となっています。高校生に身に付けてもらいたい力を育成するべく,課題解決に向けて,アクションを伴い積極的に取り組んでおります。
また「伝統文化の継承」では,「阿波人形浄瑠璃」の担い手として、約七十年の歴史を誇る本校民芸部が意欲的に活動に取り組み,城北座・青年座・ポラリス座の人形座の皆様や,太夫,三味線と本校民芸部OBの先輩方の惜しみない指導のもと,文化の継承という大きな使命に向けて技術と心を磨いております。
城北高校は,先輩方が八十年余に渡って築いて下さった伝統の基盤の上に立ち,九十年,百年と,その伝統の強みを生かしつつ,歩みを止めず新たな活動に果敢にチャレンジしていく,失敗してもそれを教訓として何度も何度も挑戦する「為せば成る」の精神を持ったたくましい人財を輩出できる活気あふれる高校であり続けたいと願っております。
職員・生徒一同,心を一つにして本校発展のために努力を重ねてまいりますので,今後ともより一層のご指導とご支援を賜りますよう,お願い申し上げます。