理数科学科 第一学年 基礎実験 その①
2024年5月30日 12時26分4月23日(火)・4月30日(火)
化学と地学の基礎実験を第一学年の生徒が行いました。
化学:中和滴定
地学:偏光顕微鏡で岩石プレパラートを観察しよう
城北高校は、令和2年度の「サイエンスイノベーションハイスクール事業」の実施校として
昨年度に引き続き指定されました。
「サイエンスイノベーションハイスクール事業」とは、
先進的な理数系教育を通して将来国際的に活躍しうる人材の育成を目指し、
主体的に探究活動に取り組む機会を学校に設けることを目的として
県教育委員会が設立、指定を行っている事業です。
本校では、理数科学科の課題研究、フィールドワーク、校外研修といった探究活動や高大連携、
また普通科生徒も所属するサイエンス部や地学部の活動等において本事業を展開していきます。
4月23日(火)・4月30日(火)
化学と地学の基礎実験を第一学年の生徒が行いました。
化学:中和滴定
地学:偏光顕微鏡で岩石プレパラートを観察しよう
5月28日(火)7限目
107HRで理数探究基礎の時間に出前講座を実施しました。
今回は、徳島大学理工学部 教授 伏見賢一先生をお招きし、
「宇宙暗黒物質を探そう!」というテーマの講演を拝聴しました。
パワーポイントの画面で壮大な宇宙の映像を見せてくださり、
一瞬、宇宙旅行へ出かけたような気がしました。
わからないことだらけの「宇宙暗黒物質(ダークマター)」の研究は夢があるなあと感じました。
また、大学で宇宙の分野へ進んでも就職に困ることはないなど、
大学のことにも触れてお話くださいました。
ありがとうございました。
令和6年3月16日(土)、徳島県教育会館にて、令和5年度徳島県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究合同発表会が、開催されました。
本校理数科学科2年生からポスター発表に6班、口頭発表に2班が参加しました。
各班とも、これまでの研究内容をしっかりと伝えることができました。
そのうち、「サボテンの光合成と気孔」について発表した班が、奨励賞をいただきました。
また、徳島大学の赤池雅史 氏の講演「医療における研究」も聴くことができました。
今年度の最後の発表になります。今まで、ご指導・ご助言をいただいた先生方、ありがとうございました。
3/14(木)2・3時間目、課題研究テーマ発表会がありました。
これから本格的に進めていく課題研究について
1.課題設定の理由
2.仮説
3.実験計画
4.予備実験の結果
といった内容をパワーポイントにまとめ、プレゼンテーションを行いました。
大学の先生方をはじめ、多くの人から貴重なアドバイスをいただきました。
1年生は今回設定したテーマをもとに、今後約1年をかけて課題研究を行っていきます。
<物理班>
・効率的な波力発電を行う方法
・身近な温度差による発電の検証
<化学班>
・スポンジの吸水性の向上について
・感熱紙の文字が消えるのはなぜか
<生物班>
・なぜ花の色が変化するのか?
・藍染の染色条件
<地学班>
・七色の彩雲をつくる
・土砂崩れと土壌の透水性
2月22日(木)、理数科学科2年生の課題研究発表会が行われました。
物理・化学・生物・地学の各班が、これまでの研究の成果を発表しました。
大学の先生や本校教員と1年生の前で、スライドを用いての発表でした。
大学の先生からは、班ごとに、専門的内容に関するご指摘や、追加実験をする際のご助言等をいただきました。
また、1年生にとっても良い刺激となる機会となりました。
3年生になったら、この研究を論文にして、校外の発表会やコンテストへの出品を目指します。
テーマ一覧(発表順)
1.ダンゴムシはなぜコンクリートを食べるのか
2.さつまいものブランドによって糖度は異なるのか
3.圧電素子を用いた床発電
4.海溝型地震による津波の発生
5.防カビ剤が食品に呈する作用について
6.サボテンの光合成と気孔
7.磁気冷凍
8.宇宙塵を採取する
1/24(水)6・7時間目、ミニ課題研究発表会がありました。
ミニ課題研究とは、本格的な課題研究に向けて、教員から与えられた課題で課題研究の一連の流れを経験する活動です。
物理・化学・生物・地学に分かれて計7班が、10月中頃から研究してきた内容をまとめ、ポスターセッション形式で発表しました。
今回の経験を活かして、これからの課題研究をよりよいものにしていってくれることを期待しています。
12月23日に徳島大学で行われた金属学会若手フォーラムに理数科学科2年生の磁気冷凍を研究している課題研究グループが参加してきました。徳島大学の教授や他校生と活発に意見交換を行うことができ、研究を進めるヒントを得たり、研究へのモチベーションを高めることができたりと、有意義な会となりました。2月の校内発表会に向けて研究をさらに進めていきたいと思います。
12/14(木)~16(土)の3日間、主にエネルギーについて学ぶため、東京・つくば方面に県外研修に行ってきました。
当初の予定ではお盆明けに行く予定でしたが、台風の影響で延期となっておりました。
インフルエンザの影響が心配されましたが、理数科学科1年生30人全員そろって無事に全日程を終えることができました。
徳島では得られない数多くの貴重な経験を通して、生徒たちはさまざまな刺激を受けたと思います。
これから本格的に始まる課題研究に向けて、今回の県外研修での学びを少しでも活かしてくれることを願っています。
1日目:東京スイソミル → 日本科学未来館 → 筑波大学鈴木教授による講演(ホテルにて)
2日目:那珂研究所 → 原子力科学館 → 常陸那珂火力発電所
3日目:つくばエキスポセンター
11月3日(金)、理数科学科2年生から課題研究のグループ2班が、第80回科学経験発表会に参加しました。
結果は以下のように、2班とも入選しました。
入選 「磁気冷凍」
入選 「カビを防ぐ身近な食品について」
10月20日(金) 城北高校の小体育館にて,理数科学科2年生の課題研究中間発表会を行いました。
これまで研究を進めてきた8班が、現時点での成果をポスターセッション形式で発表しました。後半には理数科学科1年生も参加し、先輩の発表を聴きました。
各班の質疑応答の時間には、大学からお越しいただいた先生方から、一班ごとに専門的なご指摘や今後の研究についてのアドバイスなどをいただきました。これらは、今後さらに研究を深めていく上で大変参考になりました。また全体講評ではプレゼンテーションを効果的に行う方法や、論文作成時のこつなど、1年生にとっても参考になるお話をいただきました。
次週からの課題研究においては、今回の発表でいただいた助言や、自分で気付いたことを活かして研究を進めていきます。
9月26日(火)に理数科学科1年生を対象に、放射線についての出前講座を行いました。講師は鳴門教育大学の粟田先生をお招きしました。放射線についての基礎的な講座や、放射線を観察したり測定したりする実験を行いました。生徒はみな意欲的に取り組んでいました。
生物班①
ダンゴムシがコンクリートを食べるかどうかを調べます。今日は、条件の違うコンクリート(屋外に放置したものと、そうでないもの)を用意し,ダンゴムシがどちらに多く集まるかを実験しています。
生物班②
サボテンの光合成って不思議…。観葉植物とCAM植物の両方を部屋に置くと環境に良いのかを研究しています。今は,光合成とこれらの植物の気孔の数・状態を調べています。
地学班①
宇宙塵の採取を目指しています。アセトンでグリセリンを気化させ、採取した物質があるかどうかを観察しています。
地学班②
津波を発生させる地震の規模はどのぐらいかを調べます。今は,海溝型地震による津波を再現する装置を作成中です。
理数科学科1 年生です。
6 月20 日(火)に、出前講座(化学)がありました。
徳島文理大学薬学部の今川洋先生に、「働く分子の世界 -有機化学への扉-」というテーマでお話をしていただきました。
まだ有機化学について学んでいない私たちにも、とてもわかりやすく説明して下さいました。
一括りに分子と言っても、さまざまな働きをする分子があることがわかりました。
また、ミニ実験では、阻害剤によって砂糖の甘さを感じなくなり、阻害剤のすごさを実感することができました。
お忙しい中、私たちのために講義をしていただきありがとうございました。
理数科学科1 年生です。
6 月6 日(火)に、1 回目の出前講座がありました。
徳島大学理工学部の伏見賢一先生に、「宇宙暗黒物質を見る?!」というテーマで講義をしていただきました。
最初は宇宙のシミュレーション映像を見せていただきました。
宇宙にはたくさんの星や銀河があり、1 個1 個のデータが細かく取られ、
それがはるか遠く、138 億光年先まで行われていることを知り、宇宙探査スケールの大きさを感じました。
そして、私たちの想像を超えるこのような世界も、宇宙全体の5%にすぎないことに驚かされました。
次に、宇宙に暗黒物質があること、その特徴をどうやって調べているかを聴きました。
目に見えず、性質もわからない暗黒物質を、最新技術で調べようとする姿にはロマンがあるなあと思いました。
更に、研究者という職業や、大学入学までにできることも教えていただきました。
世界の色々なことを知る意義を自覚でき、今後も生活の中で、疑問を持ち続けて行きたいと思いました。
今回を通して、わからないことにも、逃げずに立ち向かう意識を強く持つことができました。
お忙しい中、私たちのために講演していただき、心から感謝いたします。
理数科学科1年生です。
昨日は出前講座がありました。
徳島大学理工学部の渡部稔先生が「研究の楽しさ」と題してお話し下さいました。
渡部先生がなぜ生物学の研究者になられたのか?
高校時代や大学・大学院時代のこと、アメリカ留学のことをお聴きし、
研究って楽しそうだけれど、大変なんだなあと思いました。
少し先の自分の進路について考えるきっかけをいただきました。
お忙しい中、私たちのために講演をしていただき、ありがとうございました。