2月22日(木)、理数科学科2年生の課題研究発表会が行われました。
物理・化学・生物・地学の各班が、これまでの研究の成果を発表しました。
大学の先生や本校教員と1年生の前で、スライドを用いての発表でした。
大学の先生からは、班ごとに、専門的内容に関するご指摘や、追加実験をする際のご助言等をいただきました。
また、1年生にとっても良い刺激となる機会となりました。
3年生になったら、この研究を論文にして、校外の発表会やコンテストへの出品を目指します。
テーマ一覧(発表順)
1.ダンゴムシはなぜコンクリートを食べるのか
2.さつまいものブランドによって糖度は異なるのか
3.圧電素子を用いた床発電
4.海溝型地震による津波の発生
5.防カビ剤が食品に呈する作用について
6.サボテンの光合成と気孔
7.磁気冷凍
8.宇宙塵を採取する


1/24(水)6・7時間目、ミニ課題研究発表会がありました。
ミニ課題研究とは、本格的な課題研究に向けて、教員から与えられた課題で課題研究の一連の流れを経験する活動です。
物理・化学・生物・地学に分かれて計7班が、10月中頃から研究してきた内容をまとめ、ポスターセッション形式で発表しました。
今回の経験を活かして、これからの課題研究をよりよいものにしていってくれることを期待しています。



12月23日に徳島大学で行われた金属学会若手フォーラムに理数科学科2年生の磁気冷凍を研究している課題研究グループが参加してきました。徳島大学の教授や他校生と活発に意見交換を行うことができ、研究を進めるヒントを得たり、研究へのモチベーションを高めることができたりと、有意義な会となりました。2月の校内発表会に向けて研究をさらに進めていきたいと思います。



12/14(木)~16(土)の3日間、主にエネルギーについて学ぶため、東京・つくば方面に県外研修に行ってきました。
当初の予定ではお盆明けに行く予定でしたが、台風の影響で延期となっておりました。
インフルエンザの影響が心配されましたが、理数科学科1年生30人全員そろって無事に全日程を終えることができました。
徳島では得られない数多くの貴重な経験を通して、生徒たちはさまざまな刺激を受けたと思います。
これから本格的に始まる課題研究に向けて、今回の県外研修での学びを少しでも活かしてくれることを願っています。
1日目:東京スイソミル → 日本科学未来館 → 筑波大学鈴木教授による講演(ホテルにて)
2日目:那珂研究所 → 原子力科学館 → 常陸那珂火力発電所
3日目:つくばエキスポセンター


11月3日(金)、理数科学科2年生から課題研究のグループ2班が、第80回科学経験発表会に参加しました。
結果は以下のように、2班とも入選しました。
入選 「磁気冷凍」
入選 「カビを防ぐ身近な食品について」


10月20日(金) 城北高校の小体育館にて,理数科学科2年生の課題研究中間発表会を行いました。
これまで研究を進めてきた8班が、現時点での成果をポスターセッション形式で発表しました。後半には理数科学科1年生も参加し、先輩の発表を聴きました。
各班の質疑応答の時間には、大学からお越しいただいた先生方から、一班ごとに専門的なご指摘や今後の研究についてのアドバイスなどをいただきました。これらは、今後さらに研究を深めていく上で大変参考になりました。また全体講評ではプレゼンテーションを効果的に行う方法や、論文作成時のこつなど、1年生にとっても参考になるお話をいただきました。
次週からの課題研究においては、今回の発表でいただいた助言や、自分で気付いたことを活かして研究を進めていきます。



9月26日(火)に理数科学科1年生を対象に、放射線についての出前講座を行いました。講師は鳴門教育大学の粟田先生をお招きしました。放射線についての基礎的な講座や、放射線を観察したり測定したりする実験を行いました。生徒はみな意欲的に取り組んでいました。

生物班①
ダンゴムシがコンクリートを食べるかどうかを調べます。今日は、条件の違うコンクリート(屋外に放置したものと、そうでないもの)を用意し,ダンゴムシがどちらに多く集まるかを実験しています。
生物班②
サボテンの光合成って不思議…。観葉植物とCAM植物の両方を部屋に置くと環境に良いのかを研究しています。今は,光合成とこれらの植物の気孔の数・状態を調べています。



地学班①
宇宙塵の採取を目指しています。アセトンでグリセリンを気化させ、採取した物質があるかどうかを観察しています。
地学班②
津波を発生させる地震の規模はどのぐらいかを調べます。今は,海溝型地震による津波を再現する装置を作成中です。



理数科学科1 年生です。
6 月20 日(火)に、出前講座(化学)がありました。
徳島文理大学薬学部の今川洋先生に、「働く分子の世界 -有機化学への扉-」というテーマでお話をしていただきました。
まだ有機化学について学んでいない私たちにも、とてもわかりやすく説明して下さいました。
一括りに分子と言っても、さまざまな働きをする分子があることがわかりました。
また、ミニ実験では、阻害剤によって砂糖の甘さを感じなくなり、阻害剤のすごさを実感することができました。
お忙しい中、私たちのために講義をしていただきありがとうございました。

理数科学科1 年生です。
6 月6 日(火)に、1 回目の出前講座がありました。
徳島大学理工学部の伏見賢一先生に、「宇宙暗黒物質を見る?!」というテーマで講義をしていただきました。
最初は宇宙のシミュレーション映像を見せていただきました。
宇宙にはたくさんの星や銀河があり、1 個1 個のデータが細かく取られ、
それがはるか遠く、138 億光年先まで行われていることを知り、宇宙探査スケールの大きさを感じました。
そして、私たちの想像を超えるこのような世界も、宇宙全体の5%にすぎないことに驚かされました。
次に、宇宙に暗黒物質があること、その特徴をどうやって調べているかを聴きました。
目に見えず、性質もわからない暗黒物質を、最新技術で調べようとする姿にはロマンがあるなあと思いました。
更に、研究者という職業や、大学入学までにできることも教えていただきました。
世界の色々なことを知る意義を自覚でき、今後も生活の中で、疑問を持ち続けて行きたいと思いました。
今回を通して、わからないことにも、逃げずに立ち向かう意識を強く持つことができました。
お忙しい中、私たちのために講演していただき、心から感謝いたします。

理数科学科1年生です。
昨日は出前講座がありました。
徳島大学理工学部の渡部稔先生が「研究の楽しさ」と題してお話し下さいました。
渡部先生がなぜ生物学の研究者になられたのか?
高校時代や大学・大学院時代のこと、アメリカ留学のことをお聴きし、
研究って楽しそうだけれど、大変なんだなあと思いました。
少し先の自分の進路について考えるきっかけをいただきました。
お忙しい中、私たちのために講演をしていただき、ありがとうございました。


化学班①
「辛子・わさび・梅しそには,防カビ作用があるのではないか」という仮説をたて,検証していきます。まず,コンソメ培地を作成し,その上に辛子・わさび・梅しそをのせていきます。
化学班②
サツマイモの品種・栽培環境・貯蔵条件と糖度の関係性を調べています。
物理班①
磁気冷凍をガドリニウム以外の金属でできるかどうかの実験をしています。
鉄・銅・アルミニウムについて検証しているところです。
物理班②
「人が床を踏むことによって発電させたい」すなわち,床発電を目指します。
現在は,回路を自作し,発電量を記録しているところです。

物理,化学,生物,地学 それぞれのグループにおいての実験計画・先行研究調査学習を終え,
各グループとも実験に取り組んでいます。
10月20日(金)の中間発表会に向けて,粘り強く試行錯誤を繰り返しながら,協働して研究を進めていきます。




理数科学科107HRです。
白衣を購入したので,記念に全員で写真を撮りました!
これから探究基礎の時間はこの白衣を着て,様々な探究活動に取り組んでいきます。

